どうも!ぼんたつ です!
今回はANAプレミアムポイントとマイルの違い、貯め方や特典、計算方法についてまとめてみました。
通常のマイルとは違い、イマイチ使いみちがわからないプレミアムポイント…。しかしANAの上級会員ステータスを目指すには、必ず理解する必要がありますので、ぜひ確認しておきましょう!
ANAマイルは飛行機に乗って貯める?マイルを貯めるのはそれだけじゃない!
ANAマイルは皆さん聞き馴染みがあると思いますが、マイルは飛行機に搭乗した際やクレジットカード決済などで獲得出来るANAのポイントカードとも言えるものです。このマイルを貯めることで国内線や国際線の航空券に替えることが出来るため、様々な工夫を凝らしてANAマイルを貯める人が多くいます。
ANAマイルは飛行機に乗るだけじゃなく、色々な方法で貯めることが出来るんですよ!
飛行機に搭乗することでマイルを貯める
ANAの飛行機だけでなく、ANAが所属している航空会社グループのスターアライアンスに加盟している航空会社やその他連携航空会社の飛行機に乗るとマイルが貯まります。さらに、ANAカードなら、カードのランクに応じて10%〜以上の搭乗ボーナスマイルが貯まりますので、マイルを貯めるならANAカードは必須です!
クレジットカード決済でマイルを貯める
クレジットカード決済をするとクレジット会社からポイントがもらえますが、ANAカードであれば、クレジット会社のポイントをANAマイルに替えることが出来ます。
換算率はカードによって変わってきますが、だいたい200円で1〜2マイル貯めることが出来ます。
飲食店の利用でマイルを貯める!
グルメマイルはレストランや居酒屋など、食事の利用でマイルが貯めることが出来るサービスです。
ANAマイレージクラブカード、ANAカード、ANAマイレージクラブ デジタルカードのご提示でご利用金額100円につき1~2マイル貯めることが出来ます。
1万円の利用であれば、クレジットカード決済のポイントとは別に100マイル貯めることが出来ます。
注意点としては、会計時にマイル積算希望を必ず申告すること。ANAカードを利用しただけではマイルは貯まりませんので、必ず申告することが必要です。
他社のポイントをANAマイルに交換する
意外と知らない人も多いのですが、ANAマイルは他社のポイントから交換することで貯めることが出来ます。
例えば楽天ポイントは1,000ポイントで500ANAマイルに交換することが出来ますし、東急ポイントは1000ポイントで750ANAマイルに交換することが可能です。
よく飛行機に乗って旅行に行っている人は、もしかしたらポイントでマイルを貯めているかもしれませんよ!
ANAプレミアムポイントってなに?使いみちや特典は?
ANAプレミアムポイントはマイルと違い、貯めて航空券に替えるなどの使い方は出来ません。ANAなどを使うことでプレミアムポイントは貯まるのですが、そのポイント数に応じて来年度のステータスが判断され、ポイントが多ければ上級会員として、例えば空港ラウンジの利用など様々なサービスを受けることが可能になります。
ANAの上級会員は3万プレミアムポイントでブロンズ、5万プレミアムポイントでプラチナ、10万プレミアムポイントでダイアモンドステータスを獲得することが出来ます。
プレミアムポイントは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ(ANA・エアージャパン・ANAウイングス)、スター アライアンス加盟航空会社およびスター アライアンス コネクティングパートナー運航便のご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月~12月に獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まり、ステイタスごとのサービスをご利用いただけます。
※プレミアムポイントとマイルの交換や合算はできません。
プレミアムポイントは年間(1月~12月)で積算し、翌年に持ち越すことはできません。
※翌年度のステイタスが決定する12月末日よりも早く、各ステイタスに必要なプレミアムポイントを獲得されたお客様には、翌年3月末日まで、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズそれぞれのプレミアムメンバー事前サービスをご利用いただけます。
半永久的に上級会員になれる?スーパーフライヤーズカード!
また、上記のステータスの他、プラチナメンバー以上であれば申し込むことができるのがスーパーフライヤーズカード(SFC)。これはクレジットカードですが、プラチナメンバーと遜色ないサービスを受けることが出来る魅力満載のステータスカード!
年会費を支払い続ければ半永久的にSFC会員でいられるため、SFC会員になるため、1年間ANAに乗りまくる人達がいます。
ステータス目当てなので、例えば沖縄に日帰りだとか、シンガポールに行ってすぐトンボ帰りするなど、普通では考えられない工程を組むので「SFC修行」とも呼ばれます。
私も昨年、SFC会員になるために、修行しましたが、これが意外と楽しかったのです。
もちろん費用もかなり掛かりますが、半永久的に様々なサービスが受けられると考えると「投資」する価値はあるかなと思っています。
SFCのメリットはこちらで詳しくまとめています!
上級会員になるために必要なプレミアムポイント。効率的な貯め方は?
プレミアムポイント はANAやスターアライアンスメンバーの航空会社を利用することで貯めることが出来ますが、マイルなどを使って獲得した航空券、いわゆる特典航空券ではプレミアムポイントは貯められませんので注意が必要です。
例えばビジネスクラスやエコノミーでは貯まるプレミアムポイントが違いますし、例えば国内線であれば 路線倍率として2倍のポイントが貯まるなど複雑な仕組みとなっていますので、押さえるべきポイントをまとめてみます!
基本的な計算方法
カンタンにまとめると飛行先までの距離に応じて設定される「区間基本マイレージ」にビジネスクラス・エコノミークラスなどの「予約クラス・運賃種別」によってプレミアムポイントは決まってきます。
例えば羽田ーハワイ間の価格重視のエコノミークラスで予約した場合のプレミアムポイントを計算すると次のとおりになります。
ハワイまでの区間基本マイレージが3,831マイル、これに予約クラスに応じた運賃倍率30%をかけることでプレミアムポイントが積算されます。
一番安いクラスだと運賃倍率は30%…。SFCになるためには40回超も搭乗する必要があります…。さすがに現実的ではないですよね。
しかし、ビジネスクラスなど予約クラスによっては最大150%となりますので、予約する際には予約クラスに気をつけることで一気にプレミアムポイントが稼ぐことが出来ます。
【国際線の予約クラス】
この予約クラスは例えばキャンセルや予約変更が可能だったりなど、航空券の自由度によってクラスが変わってきますが、それに伴い値段も上がってきます。
SFCにはなるべく安い値段で、なりたいところですので、予約クラスはプレミアムポイントを貯める際には重要な要素の一つになります。
ANA便の国内線は路線倍率2倍、アジア・オセアニア路線は路線倍率1.5倍で、さらに多くのプレミアムポイントが貯まる!
プレミアムポイントは、ANAだけでなく、スターアライアンスメンバーの航空会社を使うことでも貯めることが出来ますが、ANA便のANA便の国内線やアジア路線は先程の計算にさらに2倍 or 1.5倍を掛けて計算します。
これは、他のスターアライアンスメンバーの航空会社より、自社を使ってほしいことと、ANAが国内線やアジア路線を使ってほしいので、この路線はサービスするよ!という訳で優遇しているのです。
これをSFC修行の定番ルートの羽田ー沖縄間で計算すると次のとおりになります。
ハワイよりも区間基本マイレージは少ないにも関わらず、先程より800プレミアムポイントも多く獲得できます。
搭乗ポイントとして、最大400プレミアムポイントが加算!
これまでの計算に、さらに搭乗クラスに応じて最大400プレミアムポイントが加算されます。こちらも、予約クラスの倍率と同じように自由度や値段が高い搭乗クラスに応じて加算されます。
プレミアムポイントを貯めるためにオススメの渡航先と予約クラスは?
羽田発の国内線であれば、長距離路線となる沖縄便がオススメ !人気路線のため、便数も多いので1日日帰り旅行なんてこともできちゃいます!
予約クラスはプレミアムクラスであれば、3,354プレミアムポイントが貯まるので15回搭乗すればプラチナクラスになります。
ただ、沖縄便は修行する人たちに人気が高いため、直前の予約では空席がないことがほとんど…。
さらに金額も高いため、数カ月先の便を根気よく探す必要があります。
国際線であれば、クアラルンプールかシンガポールがオススメ!
海外発券とよばれる手法で、航空券が安く押さえることが出来るので、人気の高い渡航先です。
私はどうせなら海外に行ったほうが楽しそうに感じたので、国際線メインで修行しました!
海外発券についてはこちらで詳しくまとめています。
まとめ
SFCを目指すにはプレミアムポイント単価(PP単価)をいかに安く押さえるのかが重要になってきます 。だいたいSFCになるためには、40万〜50万の費用がかかると言われ、1プレミアムポイントに掛ける単価をいかに下げるか、オトクなルートがないか日夜研究されています。
以前よりもSFCになるのが難しくなってきていると言われていますので、「投資」的な意味でSFCが自分に必要なのか検討するものいいかもしれませんね。